ブログをご覧のみなさま、こんにちは!móliyeです。
今日は先日製作したヘッドアクセサリーの製作過程を
ご覧にいれようと思います。d(*´∀`*)
長クナリマース♪
今回は、シンセサイザー奏者であるご友人の方への贈り物として
ステージ衣装に合う中国風のヘッドアクセサリーを、というご依頼を
頂きました。
シンセサイザー奏者の
上木ひろみさん。
※許可を頂いて掲載しています。リンクから上木さんの演奏風景を見ることが出来ます。
上木さんは私も存じ上げていた二胡奏者の方と共に演奏活動を
していらして、以前から何度となく動画を拝見させていただいていたので
このお話を頂いたときは正直足が震えました(笑)Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
ホ、ホントニ・・・?!
が、こんなチャンスはきっとそうそうないに違いないと己を
奮い立たせ、ありがたくお話をお受けさせていただきました。
お借りしたお写真をもとに、大きめのアートフラワーをメインにして
飾り紐が髪に沿うようなイメージで。
ステージ用なので、思いっきり華やかに、艶やかに!
まずはパーツとして使えるよう、アレンジを加えていきます。
まず、全てのパーツを一度ばらし、使う部分と使わない部分に分けます。
※本来は花びらしか使用しないのですが、強度を持たせるためにがくと茎の部分も使用しています。
アートフラワーには、普通のワイヤーではなくアートフラワー用の
紙の巻かれたワイヤーを使用します。
花芯の代わりのパールをワイヤーとフローラテープで固定。
後ろからだと手作り感が満載ですね。。。f(^^;)
そしてアートフラワーの製作過程に熱中しすぎてこの後の製作中の
写真が一枚もありません(笑)
土台に固定したら、アートフラワー部分の出来上がり。
お衣装の雰囲気に合わせて、朱赤のあじさいをメインにゴールドの葉っぱで
アクセントを。このままでも使えますが、もう少し華やかさが欲しいところ。
という訳で、続いて中国結びの房を作ります。
久々の中国結び!!
紐は何でも結べますが、中国結び専用のポリエステル製のものが
しっかりと固定出来て結びも綺麗に仕上がります。
固定用のボードは専用のものもありますが、私は100均のコルクボードに
自分で1㎝ごとに線を引いてます(笑)
ヘッドアクセサリーは重さがあると使いづらいので、いかにして軽い素材で
きらめきや存在感を出すかが重要です。
これは木製のウッドビーズにテグスでビーズ装飾をしているところ。
房を取り付けて、出来上がり。
メインに使用しているのは、クロワゾネと言う七宝焼きの一種で
銅線で模様を描き、何度も釉薬を重ねて独特の色味を出す
有線七宝の1つです。
中は空洞なので、見た目ほど重くもありません。
本体に中国結びの飾り紐を取り付けて、完成☆
飾り紐は取り外しが可能なので、飾り紐だけでも使えます。
そしてそして、オマケにもういっちょ。
当初はゴールドの房を作るつもりだったのですが、
途中で赤に変更したので出番がなくなってしまった飾り紐。
そのままお蔵入りするのももったいないので。。。
替えのかんざしとして。
薔薇モチーフの彫サンゴが可愛かったので、一緒に。
単体でもOKで、もちろんこうして一緒に使うこともできます。
ゴールドならお衣装をあまり選ばずに使って頂けるかな・・・?
と、今回は以上のような感じで製作いたしました。
緊張とプレッシャーでアワアワしながらの製作でしたが、
何とかご依頼主の方にも上木さんにも喜んで頂けて
心からホッといたしました。(〃艸〃)
ホッ♪
このような機会に恵まれて、本当に有難い経験ができました。
オーダーメイドだからこそ得られるこの達成感は、やはり
何物にも代えられないと、今回しみじみと感じました(*´ω`人)
最後に、今回参考にしたテキストはこちら。
どれも分かりやすい詳細な説明がカラーで載っています。
゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚゚・*:.。. .。.:*・゜
Oさま、今回は本当にありがとうございました!何度も何度もお手数をおかけして、
あれこれとたいへんお世話になりました。こんな素敵な機会を与えて下さったOさまに
心より感謝申し上げます☆.+゚*。:゚+.m(_ _)m。.:*・゜゚