ブログをご覧のみなさん、こんにちは!móliyeでございます。
私がお世話になっているこのてぃーだブログは、どういう検索ワードでこのブログに辿りついたかというのを親切にも日々提示してくれるので、とても参考になっています。その検索ワードの中でもわりかし多いのが、「ピアス イヤリング 付け替え」という項目。
せっかくなので、今日は道具があれば誰でも簡単!ピアスとイヤリングの付け替え方法についてご紹介いたします。
お店などで自分のお気に入りが見つかってもピアスの穴が開いてなくて諦めざるを得なかったり、以前は開いていたけど閉じてしまってピアスが使えないという方も結構いらっしゃるのではと思います。
ピアスからイヤリングへの付け替えだけでしたら、工具があればすぐにできます。
用意するもの:ペンチ。一般的には平ペンチと呼ばれる、挟む部分が平らになったものが良いでしょう。2本あると便利ですが、1本でも出来ます。
左側がアクセサリー用で、右側は間違えて買ったDIYセンターなどで売っている電気工具用(使いにくいですw)。要はまぁ平ペンチであればいけます。
アクセサリー専用のものでなくて構いませんが、挟む部分にギザギザのついてない滑らかなタイプを選ぶとアクセサリーに傷が付きにくいです。
今回のピアスは引っ掛けるフックタイプと呼ばれるものですが、耳裏にキャッチの付いたスタッドタイプのものも構造はほぼ一緒です。
大まかに言って、耳に装着する部分と本体、その2つをつなぐ部品(ここでは丸カン)で出来ています。物によっては本体部分のピンで直接つながっていたりしますが、行程は同じです。
※付け替えが出来るのは開閉可能なカンやピンでつながっているタイプのものです。溶接してあるタイプのものは付け替えることが出来ません。
カンが小さすぎて分かりにくいので、参考までに大きなカンを使用しています。
まず初めに、ピアスと本体部分をばらします。
丸カン部分をペンチで押さえ、(この時ペンチで挟んでいない反対側をもう1本のペンチもしくは指で固定すると開きやすいです)、カンを開いて外しますが、ここで注意してほしいポイントがあります。
カンを開く時に左右に大きく開くのではなく、カンを真上から見たときに前後になるように開きます(緑色の矢印が力を加える方向です)。左右に開いたカンは変形してしまい綺麗な円形に戻すのも大変な上、金属疲労で折れやすくなります。この写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、カンの直径を変えないように開く、というのを押さえて頂ければと思います。
3つのパーツに分けることができました。このカンはイヤリングとつなぐ際に使用しますので失くさないようにしてください。カンがなく本体部分のピンでピアスとつながっている場合は、ピンのわっかになっている部分を開いて同じように外します。
ピン(ここでは9ピン)の外し方。
分かりやすいように色&大きさの違うピンを使用しています。
要領はカンの時と同じで、元々の丸くなっている部分の直径を広げないように前後に開き隙間を開けます。
イヤリングに付け替えます。
こちらは一般的なネジバネ式と呼ばれるイヤリング。
ここでも大きなカンを使っていますが、実際には先ほどイヤリングから外したカンを使用して下さい。
開いたカンを閉じます。先ほどは前後に開きましたので、今度は逆に中心に向かって閉じるようにします。カンの閉じが甘いと本体部分が外れてしまうので、隙間がないように閉じましょう。ピンを閉じる際も同様です。
あっという間に完成!
イヤリング自体にくっついているカンも開くのでそこでつなげてもいいのですが、この部分は開くと折れやすいのであまりお勧めしません。つなぐ部品が足りない場合は丸カンなどを足してつないでも〇です。丸カンは100均などでも手に入ります。
今回はイヤリングからピアスへの付け替え方法をご紹介しましたが、逆の場合も全く同じ工程で出来ます。イヤリングもピアスも、アクセサリーパーツ屋さんなどでお手頃な値段で手に入れることができます。
ちなみに、ネジバネ式以外のイヤリングもあります。
こちらは着けた時にピアスのように見える、ノンホールピアスと呼ばれるもの。上のは樹脂製で、下のは金属製です。
ネジバネ式と違って線が細く目立たないのがいい所ですが、装着している時に取れやすい場合があります(ピアス部分の幅や耳たぶの厚さによって異なります)。
個人的にオススメなのが、このフープタイプのイヤリング。ノンホールピアスほどではないですが目立ちにくくすっきりとした印象になり、ノンホールよりも着けている時に落ちにくいように思います。
また、イヤリングはずっと着けていると痛くなる場合がありますが、それを改善してくれるのがシリコン製のピアスキャッチ。本来はピアス用ですが、フープイヤリングの片側にねじ込んで着けると丸一日着けていても痛くなりにくいです。
シリコン製のキャッチは安いものであれば50~60円前後で手に入ります。穴が細くて入りにくいので、目打ちなどで少し広げて差し込むといいかと思われます。
使えないからとしまいっぱなしなアクセサリーも、ちょっとした工夫で毎日の装いのお共になれます。気になった方はお試しあれ!(´∀`*)ノ
※今回ご紹介した物に関する記述は全てmóliyeの個人的感想であり、痛みの感じ方は人それぞれ異なります。お肌に合わない場合やアレルギーのある方は無理にご使用にならないでください。また、失敗して困るような高価な物は無理に自分で替えずに専門店にお願いしましょう。