手作りクラウンの作り方。~土台作り~

móliye

2012年03月26日 14:06



ブログをごらん頂いているみなさま、こんにちは!!mòliyeです☆

昨日からすんごいイイお天気で、こんな日にはお散歩がてらピクニック~~などとシャレこみたくなりますが。


はい、では今日も前回に引き続き、クラウンの作り方をご紹介します!


これまでのティアラの作り方では、作業の流れを追う形でご紹介してましたが、今回は販売用の製作ではないので、じっくりゆっくりワイヤリングのやり方も織り交ぜながらやっていきたいな、と思います。



Chapter 3. 土台作り


前回は、どういうクラウンを作るかのデザイン決めと材料の紹介まででしたが、今回からいよいよ実際に製作する段階に入って行きます。


使用する材料:

◆クラウンの土台となるわっかを作る太めのワイヤー
◆太めのワイヤーを固定するための細めのワイヤー


その他、ワイヤーをカットするためのペンチも必要です。ワイヤーを一時的に固定するためのテープ(マスキングテープなど)があると作業がやりやすいです。


※ワイヤーでの作業は、切り端が鋭利になっているので十分に気を付けて下さい。メガネなど目を保護するものがあると安全です。



Chapter 3.1 型取り


まず初めに、ワイヤーで土台となるわっかの部分を作ります。今回は線径0.9mmのアルミワイヤーを使用します。



円をかたどるために、円柱状のものにワイヤーを巻きつけます。

ここではマグカップを使っていますが、円柱であれば何でもOKです。マグカップは適度に重みがあって、力を加えやすいのでこれでやってます。ビンでも何でも代用可☆


クラウンの直径は好みにもよりますが、10cm以下のものが作りやすくて頭に乗せたときのバランスも取りやすいかと思います。
このマグカップの直径は7cmです。




ワイヤーは一重だけだと強度が弱いため、二重にします。

二重にする際に、一周目を巻いた後、二周目のワイヤ―で頭に着ける際にピンを固定するためのホールを4ヶ所作ります。このホールがあまり小さいとピンが入らなくなるので、直径5~6mmはあけて下さい。

※この写真では分かりやすいように線径2mmのワイヤーを使用してます。




型を取ったところ。
二重にしたワイヤーがずれないように、マスキングテープでところどころ留めておきます(普通のテープでも代用可)。

アルミワイヤーはちょっとした力でも変形しやすいので、力の入れ過ぎずに注意しながら、綺麗な円形にします。


変形しやすいぶん、直すのも簡単ですので曲がってしまっても心配はいりません。



Chapter 3.2 固定


おおまかな土台ができたら、今度はそれを固定していきます。



土台のわっかを細いワイヤーで細かく巻いていきます。


これは二重になった土台のワイヤーを固定するためでもありますが、次の段階で実際にビーズを巻いていく際の滑り止めにもなります。

柔らかく加工のしやすいアーティスティックワイヤー(線径0.3mm)を使用。線径が細ければ、アルミやステンなどのワイヤーでも可能です。


ここでゆるく巻いてしまうと固定できないので、ちょっとキツめにひっぱりながら等間隔に巻きます。ワイヤーの隙間はおよそ1~2mm。

細かいほどしっかり固定できますが、隙間がないとあとでビーズを留めつける際にやりにくいので、間隔はあけるようにします。


ワイヤーの接ぎ方。

巻いていくうちにワイヤーが足りなくなったときは、新たにワイヤーを
接いでいきますが、切りっぱなしのままにすると緩んできたり
ワイヤーの切っ先でケガをする可能性もあります。

そこで、ワイヤーの先1cmほどを土台に添わせて曲げ、
土台の2本のワイヤーの隙間に埋めるように入れこんでから(上の写真↑↑↑)、


その上から新しいワイヤーで巻いていきます。
反対側の切り端は、巻いてあるワイヤーに入れ込むようにします。

身につけるものなので、ワイヤーを切りっぱなしにせずに丁寧に処理します。d(・∀<)


一周して土台のできあがり。

土台のワイヤーの端の部分は動かないように細かく巻きます。





長々と説明してきましたが、何となくお分かり頂けましたでしょうか。次回は、ビーズやパールなどを留めつけていく装飾の段階に入ります。

実際に作りながら、なので合い間に別ネタ入るかもしれませんが・・・ヾ(^▽^;)ノシ




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